8月4日(日)大阪SJCD例会が大阪国際会議場で行われました。

 午前中は会員発表です。井筒大輔先生の 『既存の犬歯関係を保存し、咬合を再構築した一症例』と、勝部歯科技工士・鈴木淳先生の 『補綴修復治療を成功に導くための適切なマテリアルセレクション』の二つの発表を聴きました。お二方とも素晴らしい発表で、診査・診断・治療計画の大切さを改めて学ばせていただきました。
 午後からは、ブラジル サンパウロ在住のDr.Paulo Kanoの講演 『Multidisciplinary Approaches to Esthetic Rehabilitations ~審美歯科の国際展望~』を聴かせていただきました。大変素晴らしい講演で、丁寧に治療をされている事に感動しました。前日に行われた懇親会でもお話をさせていただいたのですが、非常に誠実な方で、ブラジルでは歯科医師教育もされていらっしゃるほどですが、補綴物も技工士に任せることなくご自身で製作をされているとの事です。炎症のコントロールもしっかりされており、ブラジルの歯科臨床レベルの高さも痛感しました。明日からの日々の臨床の参考にさせていただこうと思いました。
  
パスカル社(アメリカ歯材メーカー)の副社長も一緒に来日され、圧排糸をプレゼントしていただきました。
 Dr.Pauloと私

“今日学んだ事を明日からの臨床に実践する” そんな更なるパワーをいただいた非常に有意義で充実した2日間でした!