さくさく院長日記

2018年2月 8日 木曜日

院内セミナー


今日は休診でしたが午後から松風の開発部長の中塚さんに、院内セミナーで講演をしていただきました。
講演内容は、虫歯の修復に使われる白いつめものや、その白いつめものを歯に接着させるための材料、そして歯を虫歯になりにくくするコーティング剤についてです。

これらの材料に含まれているのが、S-PRGフィラーという微粒子の粉ですが、この成分が虫歯予防にとても効果があります。
S-PRGフィラーが含まれている製品を総称してGIOMER(ジャイオマー)と言うそうですが、それらについては詳しくはこちらを
 http://www.giomer.jp/smile/step2.html
今回のセミナーのキーワードのひとつが『バイオアクティブ(bioactive)』という言葉でした。
バイオアクティブとは、生体に何らかの効果を発現させる(生理活性)、という意味だそうです。
例えとして昔の日本人の『お歯黒』を挙げられていましたが、お歯黒も実はバイオアクティブ材料で、う触抑制効果があったそうです。
そういったバイオアクティブ・マテリアルがどんどん研究されて現在S-PRGフィラーが開発されたということです。
S-PRGフィラーの主な効果
①フッ素リチャージ能・・・フィラーは3層構造でできており中間のグラスアイオノマー層からフッ素を徐放し、またフッ素塗布や歯磨き粉などに含まれるフッ素を取り込み、また徐放するという蓄電池のような働きをします。
②歯質強化・脱灰抑制・・・フッ素とストロンチウム成分が周囲歯質に働きかけ歯質強化、耐酸性を向上させます。生えたての歯は未成熟なため硬さがやわらかく酸に弱いのですが、フッ素の取り込みはとても多いので非常に虫歯予防効果が高いです。
③抗菌性...S-PRGフィラーの中のホウ酸という組成が抗菌性を発揮してう蝕抵抗性をもたせ、菌の増殖抑制をします。耐性菌も作らないそうです。
④酸中和能...成分中のストロンチウムによって即時に中和させる働きがあります。(今回のセミナーでは簡単な実験や実習も行いました。)


ですから、患者さんで絶対虫歯にしたくないという方、う触リスクの高い方や、高齢者の根面カリエス、まだ治療協力のなかなか得られない小児などにもぜひ使っていきたいです。
SPRG入りのチューイングガムの試食もさせていただき、
診療所として、もっともっと本気で予防に取り組む決意をさせていただいた一日でした!!
明日からさくらいデンタルクリニックは予防元年として、さらなる進化を遂げて取り組んでいきます。 
講演後は 西宮北口にあるいまちゃんのじつわでも紹介された『おととや小林』で美味しい魚料理をいただき、ジャイオマーや今後の歯科界について熱く語り会った充実した一日でした。
中塚さん本当に有難うございました。




投稿者 さくらいデンタルクリニック 院長 櫻井健次

院長 所属学会


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